リサイクル樹脂サッシ 「サッシ to サッシ」 試験施工 実施
樹脂サッシ工業会(会長:中澤俊夫、所在地:東京都中央区日本橋馬喰町)は、塩ビ工業・環境協会(会長:角倉護、所在地:東京都中央区新川)と共同で取り組んでいる塩ビサッシリサイクル合同ワーキンググループ(委員長:清家剛、東京大学大学院新領域創生科学研究科准教授)の活動の一環として、日本で初めて、リサイクル樹脂サッシを製造、及び実際の建築物に取り付けての実証実験を行います。
同ワーキンググループは、1999年から樹脂サッシのリサイクルシステムの構築に長年取り組んできましたが、今回リサイクルの一手法として、「サッシto サッシ」の実現性を検証するため、実際に工事現場から排出された樹脂サッシの再生処理を行い、これを原料の一部として新たな樹脂サッシを試作し、実際の建物に施工することといたしました。
実施工の説明
今回施工のリサイクル樹脂サッシの構造
実施工の様子
施工実施日:2017年11月22日
施工現場:北海道札幌市手稲区(大信工業株式会社 札幌営業所)
既存建物の1 階2 箇所と2 階6 箇所の窓の障子部分を、既存品からリサイクル樹脂サッシに交換し、今後経過観察をする
この実証実験により、樹脂サッシのリサイクルシステムが完成すると共に、リサイクル樹脂サッシが、リサイクルを施していない樹脂サッシとなんら変わらない品質であることを証明し、安心して樹脂サッシをお使い頂ける、ということを訴求する目的で行うものです。